西洋の民間伝承や19世紀の近代ゴシックホラー小説を起源とし、映画や文学を通じて世界的なアイコンとなり、恐怖と怪奇の象徴として大衆文化に根付いている3つの代表的な怪物の総称です。
満月の夜になると人間の姿から恐ろしい狼の怪物へと変身し、理性を失って人々を襲うという、ヨーロッパの伝承(ワーウルフ)に基づく怪物です。銀の弾丸でしか倒せないという弱点が有名であり、古くから数多くの怪奇小説や映画の題材として世界中で愛されてきました。
夜な夜な墓から蘇り、生きている人間の首筋に牙を立ててその血液を吸い尽くし、血を吸われた者もまた吸血鬼にしてしまうという東欧の民間伝承に由来する怪物です。ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』によって決定的イメージが確立され、ホラーの王座に君臨しています。
メアリー・シェリーのゴシック小説『フランケンシュタイン』に登場する怪物です。天才科学者が死体の継ぎはぎから作り上げ、電気によって命を吹き込みました。名を持たない怪物の孤独と悲哀、そして生みの親への復讐を描いた近代SF・ホラー文学の傑作です。