世界各地において、その地域に大量に自生する植物の開花期に飛散する花粉によって引き起こされ、多くの人々が目のかゆみやくしゃみなどのアレルギー症状に悩まされる、代表的な3つの花粉症の総称です。
主に日本において、春先に大量に飛散するスギの木の花粉によって引き起こされる季節性アレルギーです。戦後の拡大造林政策によって全国に大量植林されたスギが成長したことが原因であり、現在では日本の人口の数割が悩まされる「国民病」とも言われています。
主にヨーロッパにおいて、初夏(5月〜7月)に飛散するイネ科の雑草「カモガヤ(オーチャードグラス)」などの花粉によって引き起こされる代表的な花粉症です。ユーラシア原産で牧草として広く栽培されているため、ヨーロッパにおける花粉症の最大の原因となっています。
主に北米(アメリカやカナダ)において、秋口(8月〜10月)に飛散するキク科の野生植物「ブタクサ」の花粉によって引き起こされる、アメリカで最も一般的な花粉症です。非常に強いアレルギー性を持ち、日本にも明治時代以降に外来種として侵入し、秋の花粉症の原因となっています。