クラシック音楽の歴史において、いずれもドイツ出身であり、西洋音楽の基礎の確立から深化、そして最高峰の大成に貢献した、名前に「B」を持つ3人の絶対的な巨匠の総称です(ドイツ音楽の3B)。
バロック時代を代表する作曲家で、「音楽の父」と称されます。教会音楽やオルガン曲、対位法を極限まで洗練させた『マタイ受難曲』『ブランデンブルク協奏曲』などを多数残し、西洋音楽の基礎(調性や和声のルール)を確立したクラシック界最大の巨人です。
古典派からロマン派への架け橋となった、音楽史上最も偉大な作曲家(楽聖)です。20代後半から聴力を完全に失うという悲劇に見舞われながらも、それを乗り越えて『運命』や『歓喜の歌(第九)』など、人間の不屈の精神と歓喜を表現した壮大な傑作を数多く生み出しました。
19世紀ドイツのロマン派を代表する作曲家です。バッハ、ベートーヴェンに次ぐ「3B」の最後の一人です。当時の新しい流行(叙情主義)に流されず、古典的な強固な形式美を重んじながらも、深い情熱と内省的な美しさを湛えた4つの交響曲や室内楽、歌曲を大成させました。