発祥した地域や特定の民族の枠組みを超えて、世界中の多様な人々に信仰され、人類の歴史や文化、道徳観に最も大きな影響を与えている3つの普遍宗教の総称です。
1世紀にパレスチナでイエス・キリストの教え(愛と赦し)から誕生した宗教です。新約聖書を教典とし、カトリック、プロテスタント、正教会などに分かれながらも、ヨーロッパから南北アメリカ、アフリカまで広く普及し、約24億人という世界最大の信者数を誇ります。
7世紀にアラビア半島のメッカで預言者ムハンマドが神(アッラー)の啓示を受けて創始した宗教です。コーラン(クルアーン)を教典とし、中東から北アフリカ、東南アジア(インドネシアなど)にかけて急速に広まり、約19億人の信者を抱え、現在世界で最も信者数が増加している宗教です。
紀元前5世紀頃にインドで釈迦(ゴータマ・シッダールタ)が悟りを開いて創始した宗教です。輪廻転生や因果応報、慈悲の教えを説き、厳しい修行や信仰によって苦しみからの解脱(悟り)を目指します。インドから中国、日本、東南アジアへと広まり、東洋の精神文化の基礎となりました。