世界の食文化において、主食である米(ライス)に様々な肉や魚介、野菜などの具材と出汁(スープ)を加え、米そのものに旨味を吸わせて調理する代表的な米料理の総称です。
スペインのバレンシア地方発祥の米料理です。「パエジェーラ」と呼ばれる平底の専用のフライパンを使用し、オリーブオイルで米と肉(ウサギや鶏)や魚介類、野菜を炒めた後、サフランで黄色く色付けしたスープを加えて炊き上げます。おこげ(ソカラ)の香ばしさが魅力のパーティー料理です。
トルコや中近東、中央アジアを中心に広まった米料理で、パエリアやリゾットの起源とも言われています。生米をバターや油で透き通るまで炒めた後、ブイヨン(スープ)や香辛料、肉、野菜などを加えて炊き上げることで、米粒がパラパラとした食感に仕上がるのが特徴です。
イタリア(特に北部)の代表的な米料理です。オリーブオイルやバターで生米とタマネギを炒め、白ワインを加えた後、熱いブイヨンを少しずつ足しながら、米の表面のデンプン質を溶かしてクリーミーに煮込みます。米の芯に少し歯ごたえが残る「アルデンテ」の状態に仕上げるのが本場の特徴です。
中国料理を代表する米料理(炒飯)で、炊きあがったご飯を卵やネギ、チャーシューなどの具材とともに、強い火力で油と絡めながら手早く炒めたものです。米粒一つ一つが油でコーティングされた「パラパラ」の食感と、中華鍋の高温が作り出す香ばしい風味が世界中で愛されています。