世界各国で作られる酒類(醸造酒)の中で、原料の風味を極限まで引き出す高度な醸造技術が用いられ、料理との相性が良く、世界中の美食家から高く評価されている3つの名酒の総称です。
ブドウの果汁を発酵させて造る醸造酒です。原料となるブドウの品種や、土壌・気候(テロワール)、そして生産者の技術によって、赤、白、ロゼ、スパークリングなど無限の味わいを生み出します。食事と合わせる(マリアージュ)文化とともに、ヨーロッパを中心に世界中で発展してきました。
米と米麹、水を原料とし、世界でも極めて複雑で高度な「並行複発酵」という技術を用いて造られる日本の伝統的なお酒です。特に精米歩合を高めて低温でじっくりと発酵させた「純米吟醸酒」や「大吟醸酒」は、フルーツや花のような華やかな吟醸香と、米本来の繊細な旨味を持つ芸術品です。
中国の浙江省紹興市で作られる、もち米と麦麹を原料とした黄酒(醸造酒)の一種です。甕(かめ)に入れて何年も(時には何十年も)長期熟成させることで、琥珀色に色づき、アミノ酸の深い旨味と芳醇で複雑な香りが生まれます。中華料理の濃厚な脂や味付けを見事に引き立てる美酒です。