ヨーロッパの食文化、特にフランスの高級宮廷料理などにおいて、その希少性の高さと極めて独特で芳醇な風味から、最高級の食材として珍重されてきた3つの食品の総称です。
主にカスピ海などに生息するチョウザメの卵を塩漬けにしたもので、「黒い真珠」とも呼ばれます。プチプチとした食感と、濃厚でクリーミーな磯の風味が特徴です。ベルーガ、オセトラなどの種類があり、乱獲によるチョウザメの激減で現在では極めて高価な超高級食材となっています。
「黒いダイヤ」とも呼ばれる、カシやナラの木の根元の地中で育つキノコの一種です。人工栽培が非常に難しく、豚や訓練された犬の嗅覚を使って地中から探し出します。特有の強烈で官能的な香りが最大の魅力であり、料理に削りかけるだけで信じられないほどの風味を与えます。
ガチョウ(グース)やアヒル(ダック)に大量のエサを与えることで、肝臓を人工的に肥大させて作るフランスの高級食材です。口の中でとろけるような滑らかな舌触りと、バターのように濃厚で芳醇なコクが特徴で、テリーヌやソテーなどに調理してワインとともに楽しまれます。