東洋および西洋の美術史・彫刻史において、その卓越した技術と芸術性で各時代の頂点を極め、後世の芸術に計り知れない影響を与えたとされる3人の伝説的な天才彫刻家の総称です。
日本の奈良時代を代表する仏師(彫刻家)です。百済からの渡来人の家系とされ、聖武天皇の発願によって造立された「東大寺盧舎那仏像(奈良の大仏)」の造物長として、当時の国家の総力を挙げた世界最大級の金銅仏の鋳造という超大事業を技術的なトップとして見事に指揮・完成させました。
古代ギリシャの古典期(紀元前5世紀)を代表する最高の彫刻家です。アテネの指導者ペリクレスの命を受け、パルテノン神殿の造営における彫刻群(神々の彫像など)を総監督しました。また、古代の世界七不思議の一つである「オリンピアのゼウス像」を制作したことでも知られる、古代西洋美術の頂点です。
イタリアの盛期ルネサンスを代表する、レオナルド・ダ・ヴィンチと並び称される天才です。自らを「彫刻家」と自負し、『ダヴィデ像』や『ピエタ』など、人間の肉体美と内面的な苦悩を大理石から極限まで引き出した圧倒的な傑作を残し、西洋美術の歴史において神のごとき存在とされています。