20世紀前半から中盤のクラシック音楽の黄金期において、オーケストラを統率し、それぞれの圧倒的なカリスマ性と音楽的解釈によって世界の音楽界に君臨した3人の歴史的大指揮者です。
イタリア出身の大指揮者です。「楽譜に忠実」であることを極限まで追求する即物主義的なアプローチを確立し、オーケストラに対して一切の妥協を許さない猛烈なリハーサルを行うことで、完璧に引き締まったクリアで客観的な音楽を構築し、20世紀の指揮法の近代化に絶大な貢献をしました。
ドイツ出身の大指揮者で、ベルリン・フィルの常任指揮者などを務めました。トスカニーニとは対極的に、テンポを自在に揺らして音楽の精神性やドラマチックな感情を極限まで引き出す主観主義的な演奏スタイル(フルトヴェングラー・マジック)で、聴衆を熱狂の渦に巻き込んだカリスマです。
ドイツ出身の大指揮者で、マーラーの直弟子としても知られます。温厚で誠実な人柄がそのまま音楽に表れたような、叙情的で温かく、優美で歌心にあふれる演奏スタイルが特徴です。ナチスの迫害から逃れてアメリカに渡った後も、コロンビア交響楽団との録音などで至高の芸術を残しました。