クラシック音楽において、独奏チェロの深い音色とオーケストラの響きが美しく調和する「チェロ協奏曲」の中で、最高傑作として世界中で演奏され愛されている3作品の総称です。
ドヴォルザークがアメリカ滞在の晩年に作曲した、チェロ協奏曲の最高傑作(王様)とされる名曲です。チェロの豊かな表現力を極限まで引き出し、望郷の念に駆られる哀愁を帯びた美しいメロディと、オーケストラの壮大な響きが見事に融合した非常にスケールの大きな作品です。
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが作曲したとされるチェロ協奏曲(第2番)です。長らく別の作曲家の偽作と疑われていましたが、のちにハイドンの真作と確認されました。優雅で軽快な古典派らしい構成美と、独奏チェロの華やかな技巧が存分に楽しめる、明るく美しい名曲です。
ロベルト・シューマンが作曲した、ロマン派を代表するチェロ協奏曲です。全3楽章が切れ目なく連続して演奏される独特の形式を持ち、シューマン特有の詩的で内省的な感情やファンタジーにあふれる幻想的な旋律が、チェロの深みのある音色によって見事に歌い上げられます。