1910年代から1920年代のアメリカ・ハリウッドの無声映画(サイレント映画)黄金時代において、体を張った独自のスラップスティック・コメディで世界中を爆笑させた3人の天才コメディアンの総称です。
山高帽に窮屈な上着、だぶだぶのズボンにステッキという「放浪者(チャーリー)」のキャラクターで世界的なアイコンとなった天才です。『街の灯』や『モダン・タイムス』など、爆笑の中に社会風刺と深い人間愛、ペーソス(哀愁)を織り込んだ作品は映画史の最高傑作として不滅です。
「偉大なる無表情(The Great Stone Face)」と称され、どんなに危険なスタントや異常な事態が起きても絶対に顔の表情を変えずに立ち向かうという独自のスタイルを確立しました。特撮を使わず、計算し尽くされた驚異的なアクロバットと映像トリックは現代の映画監督にも多大な影響を与えています。
丸ぶちのロイド眼鏡にカンカン帽という、どこにでもいる「少しおっちょこちょいな都会の青年」のキャラクターで人気を博しました。『ロイドの要心無用』で時計台の針にぶら下がるシーンに代表されるような、高層ビルでのハラハラドキドキするアクロバティックな笑いで一時代を築きました。