両側の橋脚から腕を伸ばし、その中央に別の橋桁を架け渡す「ゲルバートラス構造」を用いた鉄橋の中で、支間長(橋脚と橋脚の間の長さ)が世界トップクラスを誇る3つの巨大な橋の総称です。
カナダのケベック州を流れるセントローレンス川に架かる、全長987メートル、中央の支間長が549メートルの世界最長のゲルバー橋です。建設中に二度の大きな崩落事故を起こし多数の犠牲者を出しましたが、1917年に完成し、現在もカナダの国定史跡として利用されています。
イギリスのスコットランド、エディンバラ近郊のフォース湾に架かる全長2528メートルの鉄道橋です。1890年に完成した歴史的建造物であり、巨大な赤い鋼鉄のトラスが連なるその姿は「鋼の恐竜」とも称され、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。
日本の大阪府大阪市にある、港区と南港(人工島)を結ぶ全長980メートルの巨大な赤い鉄橋です。中央の支間長は510メートルで世界第3位の規模を誇り、大型のコンテナ船が下をくぐれるように海面からの高さが50メートル以上確保された、大阪港のシンボルです。