🎭 歌舞伎の三衛門 かぶきのさんえもん

大正から昭和戦前期の歌舞伎界において、圧倒的な人気と実力で東京の歌舞伎(江戸歌舞伎)の黄金時代を築き上げた、名前に「衛門」が付く3人の不世出のトップスターの総称です。

  • 👘 五代目 中村歌右衛門 ごだいめ なかむらうたえもん 近代最高峰の女形 / 成駒屋

    近代歌舞伎における最高峰の女形役者として君臨した名優です。小柄でありながらも、舞台に上がると圧倒的な美しさと色気を放ちました。六代目尾上菊五郎や初代中村吉右衛門とともに歌舞伎の黄金期を牽引し、彼が演じた数々の役柄は現代の女形の絶対的な手本となっています。

  • 🎙️ 十五代目 市村羽左衛門 じゅうごだいめ いちむらうざえもん 永遠の若衆・美男役者 / 橘屋

    その生涯を通じて若々しく響く見事な美声(音声)と、誰もが認める端正な顔立ちから「永遠の若衆」と称された、大正・昭和を代表する大スターです。「助六」や「切られ与三郎」などの粋でいなせな江戸っ子の二枚目役を得意とし、絶大な人気を誇りました。

  • 🎭 十一代目 片岡仁左衛門 じゅういちだいめ かたおかにざえもん 気品ある立役 / 松嶋屋

    関西出身でありながら東京で活躍し、端正な容姿と深い知性を感じさせる気品ある立役(男役)として大成した名優です。特に、時代物の堂々たる武将役や、深い悲しみを表現する役柄で右に出る者はおらず、十五代目羽左衛門らとともに名舞台を数多く残しました。

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