1960年代(昭和40年代)の歌舞伎界において、名前に「之助」が付き、その若さと美貌、華のある演技で爆発的な歌舞伎ブーム(三之助ブーム)を巻き起こした3人の若手花形役者の総称です。
のちに「昭和の海老蔵」として絶大な人気を誇り、十二代目市川團十郎を襲名した名優です。大きくて力強い目力と、華やかで豪快な立ち回り、そして江戸の荒事を見事に体現するスター性で、戦後の歌舞伎界を力強く牽引しました。
のちに七代目尾上菊五郎を襲名し、現在も人間国宝として歌舞伎界の重鎮として活躍している名優です。若き日はその端正な顔立ちと、立役(男役)と女形の両方を高いレベルでこなす類まれな才能で、多くの女性ファンを熱狂させました。
尾上松緑の長男として生まれ、力強くキレのある立ち回りと、知性的で爽やかな芸風で人気を集めました。三之助の中では最年長でリーダー格として活躍しましたが、病のため40歳の若さで早世し、後に三代目尾上松緑が追贈された伝説の花形役者です。