🖌️ 黄檗の三筆 おうばくのさんぴつ

江戸時代初期に中国(明)から渡来し、日本に黄檗宗(おうばくしゅう)を伝えた3人の高僧の総称です。彼らがもたらした力強い「明朝体」の書風は、日本の書道に大きな革新をもたらしました。

  • 📿 隠元隆琦(いんげん りゅうき) いんげんりゅうき 黄檗宗の開祖 / 萬福寺を開創

    日本からの度重なる招請を受け、63歳の高齢で来日して黄檗宗を開いた偉大な高僧です。京都の宇治に萬福寺を建立し、日本の仏教や文化に絶大な影響を与えました(インゲン豆の由来でもあります)。丸みがありながらも骨太で力強い独特の書風を残しています。

  • 📜 木庵性瑫(もくあん しょうとう) もくあんしょうとう 日本黄檗宗の第2代管長

    隠元禅師の弟子であり、師の後を継いで日本の黄檗宗の第2代管長(萬福寺の住職)となった高僧です。隠元とともに明の新しい文化や芸術を日本に根付かせました。その書は、師である隠元よりもさらに大胆で躍動感に満ちた豪放な筆致が特徴とされています。

  • 🖋️ 即非如一(そくひ にょいつ) そくひにょいつ 日本黄檗宗の重鎮 / 福聚寺を開創

    隠元禅師の弟子であり、師の招きに応じて来日した高僧です。九州の小倉に福聚寺を建立するなど、西日本を中心に黄檗宗の布教に尽力しました。流麗でありながらも力強い連綿(文字を繋げて書くこと)を用いた独特の美しい草書体を得意としました。

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