🐸 江戸三大俳人 えどさんだいはいじん

江戸時代において、五・七・五の17音からなる「俳諧(俳句)」の文化を芸術の域へと高め、それぞれ独自の作風で後世の文学に決定的な影響を与えた3人の偉大な俳人の総称です。

  • 🐸 松尾芭蕉 まつおばしょう 江戸前期 / 蕉風俳諧の祖

    江戸時代前期に活躍し、言葉遊びの要素が強かった俳諧を「わび・さび」「かるみ」といった高い精神性を持つ芸術(蕉風俳諧)へと昇華させた偉大な俳聖です。『奥の細道』などの紀行文を残し、「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」など、自然と心が一体となった普遍的な名句を数多く詠みました。

  • 🌼 与謝蕪村 よさぶそん 江戸中期 / 画家・ロマン派

    江戸時代中期に活躍した俳人であり、優れた文人画家でもありました。芭蕉を深く尊敬し、その精神への回帰(蕉風復興)を唱えました。画家としての鋭い視覚的センスを活かし、「菜の花や 月は東に 日は西に」など、絵画のように色彩豊かでロマンチックな情景を詠むことを得意としました。

  • 🐦 小林一茶 こばやしいっさ 江戸後期 / 農民の生活と哀感

    江戸時代後期に活躍した信濃国(長野県)出身の俳人です。農民出身であり、生涯にわたる家庭の不遇や貧困などの苦労を経験しました。「雀の子 そこのけそこのけ 御馬が通る」など、弱い生き物や庶民の生活に対する深い愛情とユーモア、そして哀感がにじみ出る独自の句境を切り開きました。

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