ホーム > 勉強ルーム > 日本・世界の三大〇〇辞典 > 和歌三神(和歌の神様)

📜 和歌三神(和歌の神様) わかさんじん(わかのかみさま)

日本の和歌の歴史において、並外れた才能で和歌の道を極めたとして、後世の歌人たちから「神(和歌明神)」として崇拝・祭祀されるようになった代表的な人物の総称です。(※諸説あり)

  • 👑 柿本人麻呂 かきのもとのひとまろ 万葉集の代表的歌人 / 歌聖

    『万葉集』の第一期を代表する宮廷歌人です。長歌と短歌を組み合わせた複雑な構成で、天皇を讃える荘厳な歌や、妻を悼む深い悲しみの歌を残し、後世から「歌聖」として絶対的な崇敬を受けました。和歌三神の筆頭として、多くの神社(人丸神社など)で祀られています。

  • 🗻 山部赤人 やまべのあかひと 万葉集の代表的歌人 / 叙景歌の達人

    『万葉集』の第二期を代表する宮廷歌人です。柿本人麻呂と並んで「歌聖」と称されます。「田子の浦ゆうち出でて見れば…」に代表されるように、自然の美しさをまるで絵画のように鮮やかに切り取る叙景歌(風景を詠んだ歌)の天才として、後世の歌人のお手本となりました。

  • 👘 衣通郎女(そとおりいらつめ) そとおりいらつめ 日本書紀に登場する絶世の美女

    『日本書紀』などに登場する古代の皇女で、その美しさが衣を通して輝き出たことから名付けられました。非常に優れた和歌を詠んだとされ、紀貫之が『古今和歌集』の序文で彼女の和歌を高く評価したことから、和歌三神の一柱(玉津島明神)として和歌の守護神とされました。

  • ⚔️ 神功皇后 じんぐうこうごう 古代の皇后 / 和歌の起源に結びつく

    第14代仲哀天皇の皇后で、三韓征伐などの伝説を持つ力強い古代のヒロインです。和歌三神の人選には諸説あり、住吉明神(住吉大社)を三神に数える場合、住吉神と縁の深い神功皇后が和歌の道を切り開いた神として、和歌の守護神の一つに数えられることがあります。

  • 🌸 菅原道真 すがわらのみちざね 学問・和歌の神 / 天満宮

    平安時代の優れた学者であり政治家です。漢詩だけでなく和歌にも極めて優れ、「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花…」などの名歌を残しました。天神様として学問全般の神として信仰されるとともに、和歌三神の一柱として文芸や和歌の道を志す人々からも篤く信仰されています。

スポンサーリンク