日本の文学界において、作家の登竜門として、あるいは功績を讃える最高権威として機能し、メディアでも大きく報道される代表的な4つの文学賞です。(三大賞とする場合もあります)
菊池寛が友人である直木三十五を記念して創設した文学賞です。主にエンターテインメント性豊かな「大衆小説(エンタメ小説)」を対象とし、すでに実績のある中堅作家や優れた新人に贈られます。受賞作はベストセラーになることが多く、出版界に大きな影響力を持っています。
菊池寛が友人である芥川龍之介を記念して直木賞と同時に創設した文学賞です。主に芸術性を重んじる「純文学」の短編〜中編作品を対象とし、無名や新進気鋭の作家に贈られる最大の登竜門です。年2回の発表はニュースでも大きく扱われ、社会的な関心が非常に高い賞です。
1949年に読売新聞社が創設した文学賞です。小説だけでなく、戯曲・シナリオ、評論・伝記、詩歌俳句、研究・翻訳、随筆・紀行という6つの幅広い部門が設けられているのが最大の特徴です。日本の文学活動全般の向上を目指しており、非常に権威のある総合的な文学賞です。
1941年に講談社の初代社長・野間清治の遺志により創設された文学賞です。主に純文学の単行本として出版された優れた小説や評論に贈られます。すでに評価を確立しているベテラン作家や大家が受賞することが多く、日本の文壇において極めて重みと格式のある賞とされています。