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🗣️ 文壇三大音声(おんじょう) ぶんだんさんだいおんじょう

昭和の日本文壇において、文学的業績だけでなく、対談や座談会、あるいは酒席などで発する「声」が非常に大きく、特徴的で迫力があったことで知られる3人の有名作家の総称です。

  • 🗣️ 井上光晴 いのうえみつはる 小説家 / 全身小説家

    『地の群れ』などの作品で知られる小説家です。社会の底辺や炭鉱などを舞台にした重厚な作品を描きました。非常にエネルギッシュで声が大きく、文学論争や講演などでも圧倒的な熱量と大音声で語る姿から「全身小説家」と称され、その強烈な個性で文壇に存在感を放ちました。

  • 🎣 開高健 かいこうたけし 小説家 / 釣りと美食の豪傑

    『裸の王様』で芥川賞を受賞し、ベトナム戦争の従軍ルポ『輝ける闇』などで知られる小説家です。釣りや美食、世界中の旅を愛した豪放磊落な性格で、大柄な体格から発せられる野太く朗々とした大声と、ユーモアあふれる豊かな語り口は、テレビCMなどでもお茶の間に親しまれました。

  • 📚 丸谷才一 まるやさいいち 小説家・評論家 / 博覧強記

    『たった一人の反乱』や『裏声で歌へ君が代』などで知られる小説家・文芸評論家です。博覧強記の知識人であり、英文学や日本語論に関する深い教養を持っていました。座談会や対談などで意見を述べる際、よく響く独特の大きな声で理路整然と語る姿が印象的でした。

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