江戸時代中期から後期にかけて、国学者であり歌人の賀茂真淵(かものまぶち=県居大人)の門下生として学び、非常に優れた和歌を残した3人の女性歌人の総称です。
賀茂真淵の門人として万葉調の和歌を学んだ女性歌人です。真淵から深く才能を愛され、優れた歌才を発揮しました。夫の死後に尼となり、その生涯で詠んだ和歌は『里の落葉』という家集にまとめられ、江戸時代後期の女流文学を代表する作品の一つとなっています。
京都の裕福な商家に生まれた女性歌人です(ゆや しずこ)。幼い頃から古典に親しみ、賀茂真淵に入門して本格的に和歌を学びました。若くして亡くなりましたが、彼女の遺した和歌は『文布(しずのはた)』に収められ、その繊細で美しい表現が高く評価されています。
江戸時代中期に活躍した女性歌人です(うどの よのこ)。真淵の門下として万葉集の研究と作歌に励み、豊かな感性と万葉調の力強さを併せ持つ和歌を多数詠みました。家集に『生野集』があり、県門の三才女の一人として国学の発展と女性の教養の高さを示しています。