260年続いた江戸幕府を打倒し、天皇を中心とした近代国家・日本を樹立する「明治維新」という歴史的偉業において、中心的な役割を果たした薩摩・長州の3人の指導者の総称です。
幕府軍との戦い(戊辰戦争)において、圧倒的なカリスマ性で新政府軍を勝利に導きました。情にあつく保守的な士族からの人望が厚かったため、近代化を急ぐ大久保利通らの新政府と路線が対立し、最後は反乱軍の将として城山に散った日本史上屈指の英雄です。
長州藩のリーダーとして、幕末の京都で幾度も命の危機を乗り越え(逃げの小五郎)、倒幕の論理を構築しました。廃藩置県によって大名の領地を国家に返還させるという、血を流さずに封建制度を解体する離れ業を成し遂げた、卓越した政治的先見性を持つ人物です。
国家の近代化には強大な中央集権国家の建設が必要不可欠であると信じ、西南戦争などでかつての盟友・西郷隆盛を討伐してまでも、日本の富国強兵政策を強引に推し進めました。冷酷な独裁者とも呼ばれましたが、近代日本の礎を築いた最大の功労者です。