江戸時代の日本において、革新的な商法を導入して大成功を収め、現在の日本の大手百貨店のルーツとなった、特に規模の大きい3つの有名な呉服店の総称です。
1673年に三井高利が江戸の日本橋で創業した呉服店です。「店前現銀売り(たなさきげんきんうり)」や「越後屋、三越(みつこし)」という現代のスーパーマーケットのような画期的な小売システムを導入して大繁盛し、現在の三越百貨店(三越伊勢丹)へと発展しました。
1662年に近江商人である大村彦太郎が江戸の日本橋で創業した小間物屋・呉服店です。江戸の庶民から愛され、「白木屋、越後屋、大丸屋」と並び称されました。後に百貨店となり東急百貨店日本橋店として親しまれましたが、1999年に閉店し(跡地はコレド日本橋)、その長い歴史に幕を閉じました。
1717年に下村彦右衛門が京都の伏見で創業した呉服店で、後に江戸にも進出しました。「先義後利(義を先にして利を後にする)」という理念を掲げて繁盛し、現在の「大丸百貨店(J.フロント リテイリング)」へと発展し、関西を中心に全国で確固たる地位を築いています。