江戸時代初期(17世紀)において、武断政治(力による支配)から文治政治(学問と法による支配)への転換期に見事な藩政を行い、領民から深く慕われた3人の優れた大名(君主)の総称です。
第2代将軍・徳川秀忠の庶子として生まれ、会津藩主となりました。異母兄である第3代将軍家光から深く信頼され、第4代将軍家綱の時代には幕政の最高責任者として「玉川上水の開削」や「明暦の大火後の江戸復興」など数々の優れた政策を実行し、江戸幕府の安定に絶大な貢献をしました。
水戸藩の第2代藩主であり、テレビ時代劇『水戸黄門』のモデルとして全国的に有名な人物です。全国から優秀な学者を集めて日本の歴史書である「大日本史」の編纂事業を開始し、水戸学の基礎を築きました。また、領内の水道整備や寺社の保護など、学問を重んじる文化的な治世を行いました。
岡山藩の初代藩主で、陽明学者の熊沢蕃山を登用して儒教の道徳に基づいた理想的な政治(仁政)を目指しました。日本最古の庶民の学校とされる「閑谷学校(しずたにがっこう)」を創設し、身分を問わず教育の機会を提供したほか、領内の治水や新田開発にも尽力した名君として讃えられています。