北極星や北斗七星を神格化した「妙見菩薩」を祀り、厄除けや開運、眼病平癒などの霊験あらたかな神仏習合の信仰拠点として全国的に有名な3つの寺社の総称です。
大阪府と兵庫県の府県境にある妙見山(標高660m)の山頂に位置する日蓮宗の霊場で、正式には無漏山真如寺境外仏堂といいます。能勢氏の篤い信仰を受け、関西における妙見信仰の中心地として、「能勢の妙見さん」と親しまれています。
福島県の相馬地方(相馬中村神社、太田神社、小高神社の三社)で信仰される妙見菩薩です。相馬氏の氏神として武力や馬の守護神として崇敬され、毎年7月に行われる国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は、この妙見信仰と深く結びついた壮大な祭りです。
熊本県八代市にある八代神社のことで、かつては妙見宮と呼ばれていました。亀と蛇が合体した「亀蛇(きだ・ガメ)」に乗って妙見菩薩が渡来したという伝説があり、秋に行われる「八代妙見祭」では巨大な亀蛇の出し物が街を練り歩き、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。