日本の仏教信仰において、古くから霊験あらたかであるとして天皇や貴族、そして広く庶民から特別に深い信仰を集めてきた、3体の歴史的な如来像の総称です。
長野県の善光寺の御本尊であり、日本最古の仏像と伝えられる「一光三尊阿弥陀如来」です。絶対秘仏であり誰もその姿を見ることはできませんが、宗派を問わずすべての人を極楽浄土へ導くとされ、「一生に一度は善光寺参り」と言われるほど全国から無数の参拝者を集めています。
京都の嵯峨嵐山にある清涼寺の御本尊である釈迦如来立像です。インド、中国を経て日本へ伝わったとされる「三国伝来」の尊像で、国宝に指定されています。胎内から絹製の精巧な五臓六腑が発見されたことでも知られ、生身の釈迦として篤く信仰されています。
京都の中心部にある因幡堂(平等寺)の御本尊である薬師如来像です。平安時代に因幡国(鳥取県)の国司の元へ海から飛来し、その後京都へ飛んでいって安置されたという不思議な伝説を持ちます。病気平癒、特にがん封じの仏様として古くから人々の深い信仰を集めています。