日本の神社の参道は一般的に鳥居から拝殿へ向かって上り坂になっていますが、逆に参道が階段などで下っていく地形に造営された、全国でも非常に珍しい3つの神社の総称です。
群馬県富岡市にある上野国一宮で、非常に格式の高い神社です。大鳥居をくぐった後、急な石段を数十メートル下った谷底のような平地に極彩色で彩られた本殿や拝殿が建っているという、独特の景観を持ちます。古代の地形を活かした配置と考えられており、国の重要文化財に指定されています。
宮崎県日南市の日向灘に面した断崖絶壁にあり、朱塗りの門をくぐって海側へ向かって石段を下っていくと、海食洞(波で削られた洞窟)の中に色鮮やかな本殿が鎮座しています。神話の山幸彦の伝説にまつわる神社であり、亀石に運玉を投げ入れる願掛けでも有名な絶景のパワースポットです。
熊本県阿蘇郡高森町にある歴史ある神社です。鳥居をくぐると、苔生した長い石段を深い森の谷底へ向かって下っていき、その先に静寂に包まれた社殿が現れます。阿蘇の神話に登場する神様を祀っており、古代の祭祀場のような神秘的で厳かな空気を今に伝えています。