全国に約3万社あるとされる「稲荷神社(五穀豊穣や商売繁盛の神様)」の中で、特に信仰を集める総本宮や、神仏習合の歴史を残す代表的な3つの寺社の総称です。
全国の稲荷神社の総本宮であり、和銅4年(711年)に伊奈利山に神が鎮座したのが始まりとされます。五穀豊穣、商売繁盛の神として絶大な信仰を集め、祈願と感謝の印として奉納された朱塗りの「千本鳥居」が続く神秘的な光景は世界中から人々を引きつけます。
正式名称は「妙厳寺」という曹洞宗の寺院ですが、境内に祀られている鎮守・豊川吒枳尼真天(だきにしんてん)が白い狐にまたがっていることから「豊川稲荷」として広く信仰を集めています。境内奥にある「霊狐塚」には信者から奉納された千体以上の狐の石像が並びます。
正式名称は「最上稲荷山妙教寺」といい、豊川稲荷と同じく神仏習合の形態を残す日蓮宗の寺院です。1200年以上前に報恩大師が開山したと伝えられ、「不思議なご利益がある」として祈願に多くの人が訪れます。参道にそびえ立つ巨大な大鳥居がシンボルです。