古くから日本各地の庶民の生活や労働、風土の中から生まれ、現在でも全国的に広く歌い継がれ、盆踊りなどでも親しまれている代表的な民謡の総称です。(※4つ挙げられます)
茨城県大洗町などの沿岸部で歌い継がれてきた民謡です。「水戸を離れて東へ三里」という出だしで始まり、太平洋の荒波に揉まれる漁師の力強さや生活の哀歓を歌い上げます。盲目の三味線弾きによって洗練され、全国的な人気を誇る座敷唄として定着しました。
「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ」でおなじみの阿波踊りの際に歌われる民謡(お囃子)です。「よしこの」と呼ばれる軽快でリズミカルな唄い回しと、三味線、太鼓、鉦などが一体となった熱狂的な伴奏が特徴で、日本で最も情熱的な民謡の一つです。
岐阜県郡上市の盆踊り「郡上おどり」で歌われる代表的な民謡です。「郡上の八幡出てゆく時は…」という情緒あふれる歌詞と、哀愁を帯びつつもテンポの良いリズムが特徴です。生歌と生演奏に合わせて踊り明かす、地域に深く根ざした参加型の民謡です。
山形県で夏に行われる「花笠まつり」で歌われる民謡です。「ヤッショ、マカショ」という威勢の良い掛け声と、紅花をあしらった笠を回しながら踊る姿が特徴です。治水工事の土方作業の土突き唄が発展したもので、東北を代表する元気の出る民謡として親しまれています。