日本各地に伝わる祭礼の中で、一般的なお祭りとは大きく異なる風変わりで独特の風習や、熱狂的で危険を伴う激しい神事が行われる代表的な祭りの総称です。(※5つ挙げられます)
7年に1度(寅と申の年)行われる諏訪大社最大の神事です。山から切り出した重さ10トンを超える巨大なモミの木(御柱)に氏子たちがまたがり、急斜面を滑り落ちる「木落し」や、川を渡る「川越し」など、熱狂的で危険を伴う勇壮な行事が続く、日本を代表する激しい奇祭です。
大晦日の夜に行われる、国の重要無形民俗文化財およびユネスコの無形文化遺産です。鬼の面とケデ(ワラで作った衣装)を身にまとった神の使い(なまはげ)が、「泣く子はいねぇが」と大声を上げながら家々を練り歩き、怠け者を戒め、無病息災や田畑の豊作をもたらすという伝統行事です。
富士山の夏山登山の終わりを告げる、毎年8月下旬に行われる秋祭りです。富士吉田市の本町通りに高さ3メートルにも及ぶ巨大な松明(たいまつ)が数十本並べられ、夜になると一斉に火が放たれます。街全体が炎に包まれるような大迫力の光景は、富士山信仰の篤さを今に伝えています。
大井神社で3年に1度開催される祭礼です。木馬(きんば)に乗った子供や、大奴(おおやっこ)と呼ばれる男たちが、金襴緞子の豪華な丸帯を木太刀に掛けて練り歩くという非常に特異な風習があります。大井川の川越人足たちの力強さと、安産祈願の風習が結びついた珍しいお祭りです。
厳冬の深夜、岡山市の西大寺(観音院)で行われる非常に激しいお祭りです。数千人ものふんどし姿の男たちが本堂にひしめき合い、住職が投下する2本の「宝木(しんぎ)」をめぐって激しい争奪戦を繰り広げます。宝木を手にした者はその年の「福男」と呼ばれ、幸運が訪れるとされています。