日本の河川を舞台にして行われ、水神への信仰や水難・疫病除けを祈願し、提灯で飾られた豪華な船が水面を行き交う3つの代表的な水上祭礼の総称です。
600年以上の歴史を持つ津島神社の祭礼です。天王川に数多くの提灯を半円形に飾り付けた「まきわら船」が浮かび、宵闇の水面を黄金色に照らし出しながら優雅に進む様子は、日本の夏の夜を彩る最高に美しい光景の一つとして、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
平清盛が始めたとされる厳島神社の神事です。旧暦の6月に、瀬戸内海の海上を舞台に、雅楽を奏でながら御座船(管絃船)が進むという、平安貴族の舟遊びを神事化した優雅なお祭りです。満月の夜の海に提灯の灯りが揺れ、雅楽の調べが響き渡る神秘的な光景が広がります。
菅原道真公を祀る大阪天満宮の祭礼で、火と水の祭典と呼ばれます。大川(旧淀川)に100隻以上の船が行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」が最大の見どころであり、船上で奏でられるお囃子、かがり火、そして夜空を焦がす数千発の奉納花火が一体となり、水都・大阪の夏の夜を熱気で包み込みます。