日本各地の祭礼において、豪華な山車(曳山や屋台)の上を舞台として、地元の小中学生の子どもたちが大人顔負けの本格的な歌舞伎を演じる3つの代表的なお祭りの総称です。
長浜曳山祭の中で演じられる子供歌舞伎です。豊臣秀吉の時代から続くとされ、豪華絢爛な曳山の舞台上で、5歳から12歳くらいの男の子が大人顔負けの本格的な歌舞伎の演目を披露します。厳しい稽古を重ねた子どもたちの見事な演技と見得を切る姿に、観客から惜しみない喝采が送られます。
埼玉県小鹿野町の小鹿野歌舞伎や秩父市の屋台歌舞伎など、秩父地方一帯に伝わる伝統的な農村歌舞伎の中で、子どもたちが主役となって演じる演目です。地域が一体となって伝承に取り組み、豪華な衣装と本格的な舞台装置で演じられる姿は、地域の絆の強さの象徴となっています。
石川県小松市で毎年5月に開催される「お旅まつり」の中で上演される子供歌舞伎です。小松は古くから勧進帳の舞台(安宅の関)として知られる歌舞伎の町であり、見事な彫刻や漆塗りが施された曳山を舞台に、地元の少女たちが情感豊かに演じる見事な芝居が、訪れる人々を魅了し続けています。