日本各地で行われる神輿(みこし)の渡御において、神輿を激しく揺さぶったり、ぶつけ合ったりする、極めて勇壮で荒々しい3つの代表的なお祭りの総称です。
宮城県の鹽竈(しおがま)神社で毎年3月に行われる火伏せと厄除けの祭りです。重さ約1トンもある白木造りの巨大な神輿を、白装束の若者たちが16名交代で担ぎ、急な参道の石段を荒々しく下り、市内を激しく揉み合いながら練り歩く、非常に勇壮で危険を伴う熱気あふれる祭りです。
兵庫県姫路市の松原八幡神社で秋に行われる祭礼です。その名の通り、3基の神輿を激しくぶつけ合わせて壊れるほど練り合わせる神事が最大の見どころです。神輿がぶつかり合う音と担ぎ手の怒号が飛び交う、日本国内でも屈指の激しさと熱気を誇る「けんか祭り」の代表格です。
愛媛県松山市北条地区にある鹿島神社などを中心に行われる秋祭りです。急な石段の上から神輿を文字通り「放り投げる」ように落としたり、神輿を川や海に投げ込んだり、さらには神輿の上に人が乗って激しく揺さぶるなど、常軌を逸した荒々しさで神を喜ばせるという豪快な祭りです。