日本国内において、多くの人にアレルギー症状(くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど)を引き起こす原因となる代表的な3つの植物の総称です。
日本の国土に広く植林されたスギの木から、主に2月から4月にかけて大量に飛散する花粉によって引き起こされるアレルギー疾患です。日本人患者の約7割を占めるとも言われる国民病であり、春先になると多くの人がマスクや薬を手放せなくなる、日本の春の悩ましい風物詩となっています。
スギ花粉の飛散ピークから少し遅れて、主に3月から5月頃にかけて飛散するヒノキ科の植物による花粉症です。ヒノキ花粉のタンパク質構造がスギ花粉とよく似ているため、スギ花粉症の患者の多くがヒノキ花粉にもアレルギー反応を示し、春先の辛い症状をゴールデンウィーク頃まで長引かせる原因となります。
主に8月から10月にかけての秋の季節に飛散する、キク科の雑草であるブタクサによる花粉症です。日本における秋の花粉症の代表格であり、空き地や河川敷などに広く自生しています。樹木の花粉と違って背が低いため飛散距離は短いですが、近づくと強いアレルギー症状を引き起こします。