古代日本の文献や伝承に登場し、日本の架橋技術の黎明期に造られたとされる、歴史的意義の深い3つの古い橋の総称です。
京都府宇治市の宇治川に架かる橋で、646年に道登という僧侶によって架けられたと伝えられています。源氏物語の「宇治十帖」の舞台になるなど、古くから日本の歴史と文学に深く関わり、流失と再建を繰り返しながら現在もその美しい姿を保っています。
京都府の淀川(木津川・宇治川などの合流地点付近)に架かっていたとされる幻の橋です。奈良時代の行基が架橋したと伝えられていますが、川幅が広く水流が激しいため洪水で度々流失し、平安時代以降は再建されずに渡船へと変わりました。
滋賀県大津市の琵琶湖から流れ出る瀬田川に架かる橋で、古くから「唐橋を制する者は天下を制す」と言われた京都防衛と交通の最重要拠点でした。壬申の乱や承久の乱など、日本の歴史を決定づける数多くの激しい戦いの舞台となりました。