平野部の小高い丘や小山を巧みに利用して築かれた「平山城」の中で、その縄張りの美しさや建物の規模が特に優れているとされる3つの城の総称です。
岡山県津山市にあった城で、森忠政によって築かれました。「鶴山城」とも呼ばれます。天守は失われましたが、山の斜面に沿って幾重にも折り重なるように築かれた壮大な石垣群は圧巻であり、現在は西日本有数の桜の名所として知られています。
兵庫県姫路市にある、日本を代表する世界遺産の城です。姫山という小山の上にそびえ立つ大天守と3つの小天守、そして山麓に広がる複雑に巡らされた堀と櫓の縄張りが、平山城としての最高峰の防御力と圧倒的な美しさを誇ります。
愛媛県松山市の中心部、勝山(標高132m)に築かれた城です。加藤嘉明が築城し、山頂の本丸と山麓の二之丸などを組み合わせた典型的な平山城です。現存する21棟の建造物が重要文化財に指定されており、松山市街を一望できる観光名所です。