日本の沿岸などに生息する海洋生物の中で、人間を死に至らしめるほどの強力な猛毒を持つ、特に危険な3つの生物の総称です。
日本から熱帯の浅い海に生息する小型のタコで、興奮すると全身に青いヒョウ柄模様が浮かび上がります。唾液腺にフグと同じ猛毒「テトロドトキシン」を持っており、噛まれると呼吸困難や麻痺を引き起こし死に至ることもあります。絶対に素手で触ってはいけない危険な生物です。
サンゴ礁などの浅い海に生息するイモガイの一種で、美しい貝殻を持ちますが、捕食や防御のために銛(もり)のような歯舌から「コノトキシン」という強力な神経毒を注入します。刺されると激痛とともに全身の麻痺や呼吸困難に陥り、死亡例も報告されている非常に危険な巻貝です。
房総半島以南の岩礁海岸やサンゴ礁に生息するカニで、名前の通り甲羅が滑らかで丸みを帯びています。一見美味しそうですが、体内にフグ毒と同じ「テトロドトキシン」や「サキシトキシン」などの猛毒を蓄積しており、食べると重篤な食中毒を引き起こし、死亡することもあります。