日本のニワトリの品種の中で、特に鳴き声が長く美しく響くように改良されてきた、国の天然記念物にも指定されている3品種の総称です。
秋田県周辺、特に米代川流域で古くから飼育されてきた大型の長鳴鶏で、国の天然記念物に指定されています。「ゴッ、ゴッ、ゴォー」という太く低く、重厚感のある鳴き声が特徴です。一度の鳴き声は15秒前後に及び、その堂々とした体躯と相まって非常に威厳があります。
新潟県地方で作出された品種で、全身が美しい黒色の羽毛で覆われており、国の天然記念物に指定されています。鳴き声は声良鶏と東天紅の中間的な音階で、澄んだバリトンのような声で10〜15秒ほど長く鳴き続けます。美しい姿と響き渡る声のバランスが取れた品種です。
高知県で作出された品種で、細身で尾羽が長く、優美な姿をした国の天然記念物です。鳴き声は三大長鳴鶏の中で最も高く、澄んだ甲高い声で「コケコッコー」の「コー」の部分を15秒から20秒近くも長く引き伸ばして鳴きます。明け方の空に美しく響き渡ることで知られます。