夜間にライトアップされたり、提灯の明かりに照らされたりすることで、昼間とは異なる幻想的な桜の美しさを楽しめる3つの代表的な名所の総称です。(※一般的に有名な5つを記載)
新潟県上越市の高田城址公園は、日本三大夜桜の筆頭として知られています。広大な敷地に約4000本の桜が咲き誇り、夜になると約3000個のぼんぼりに火が灯されます。ライトアップされた三重櫓と、満開の桜がお堀の水面に映り込むシンメトリーの景観は息を呑むほどの美しさであり、幻想的な世界が広がります。
青森県弘前市の弘前城跡にある公園で、ソメイヨシノを中心に約2600本の桜が植えられています。夜になると天守閣や桜のトンネルがライトアップされ、北国の遅い春を華やかに彩ります。特にお堀の水面が散った桜の花びらで埋め尽くされる「花筏(はないかだ)」の夜景は、死ぬまでに一度は見たい絶景として有名です。
東京都台東区にある、江戸時代からの桜の名所です。寛永寺の境内であった時代から庶民の花見の場として賑わい、現在でも約800本の桜が植えられています。春になると1000個以上の雪洞(ぼんぼり)が点灯され、高層ビル群の夜景を背景に、都会のど真ん中で幻想的で熱気あふれる夜桜を楽しむことができます。
京都府京都市東山区にある公園で、京都随一の桜の名所です。特に公園の中央にそびえ立つ巨大な「祇園しだれ桜(一重白彼岸枝垂桜)」のライトアップが有名です。篝火(かがりび)やライトに照らし出された優美な枝垂れ桜が夜空に浮かび上がる姿は、京都の春の夜を象徴する妖艶で圧倒的な美しさを持っています。
長崎県長崎市の丸山町に位置し、かつて江戸時代に日本三大遊郭の一つと呼ばれた丸山遊郭の入り口にあった公園です。現在でも春になると美しい桜が咲き誇り、長崎の歴史的な街並みや提灯の明かりとともに、情緒あふれる夜桜を楽しむことができる、地元の人々に愛される花見スポットとなっています。