🍡 日本三大銘菓 にほんさんだいめいか

江戸時代に参勤交代などを通じて諸大名から徳川将軍家へ献上され、茶席の菓子としても高く評価された、日本を代表する歴史ある高級和菓子の総称です。(※4つ目を含む場合があります)

  • 🍡 越の雪(大和屋) こしのゆき(やまとや) 新潟県長岡市 / 押し物(落雁)

    新潟県長岡市にある老舗和菓子店「大和屋」が江戸時代から作り続けている伝統的な銘菓です。越後名産の良質なもち米の粉(寒梅粉)に、阿波の和三盆糖を合わせて作られる押し物(落雁の一種)で、口に含むと雪のようにホロホロと儚く溶けていく上品な甘さが特徴です。長岡藩主に献上され、その口どけから名付けられました。

  • 🍵 長生殿(森八) ちょうせいでん(もりはち) 石川県金沢市 / 和三盆の落雁

    石川県金沢市の老舗「森八」で作られている、加賀藩前田家の御用菓子です。四国特産の和三盆糖と、北陸の良質なもち米の粉などを木型で打ち出した落雁で、茶の湯の文化が盛んな金沢を象徴する最高級の干菓子です。名前は後水尾天皇の筆によるものと伝えられ、300年以上にわたり変わらぬ製法で気品ある味わいを保っています。

  • 🍂 山川(風流堂) やまかわ(ふうりゅうどう) 島根県松江市 / 紅白の落雁

    島根県松江市の老舗「風流堂」が、不昧公(松江藩主・松平治郷)の御好み菓子として復刻させた銘菓です。赤(薄紅)と白の対になったしっとりとした落雁で、表面の凹凸が山と川の風景を表しています。茶人として名高い不昧公が詠んだ「散るは浮き、散らぬは沈む紅葉の、影は高尾の山川の水」という歌に由来しています。

  • 🥚 鶏卵素麺(松屋菓子舗) けいらんそうめん(まつやかしほ) 福岡県福岡市 / 卵黄と蜜の南蛮菓子

    福岡県の博多で江戸時代から伝わる南蛮菓子(ポルトガル伝来の菓子)です。熱く煮立てた濃厚な糖蜜の中に、溶いた卵黄を細く流し込んで素麺状に固めたもので、黄金色に輝く見た目と、卵の濃厚なコク、そして強烈な甘みが特徴です。黒田藩の御用菓子として幕府にも献上され、長らく松屋菓子舗がその製法を受け継いでいました。

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