江戸時代に屋台などのファストフードとして誕生し、せっかちな江戸っ子たちに愛され、現代の日本料理の代表格へと発展した3つの料理の総称です。
うどんに比べて素早く茹で上がり、手軽に食べられることから、江戸の屋台で大流行した麺料理です。特につなぎに小麦粉を二割混ぜた「二八蕎麦」が主流となり、鰹節の効いた濃い目の辛汁(つゆ)に麺の先だけを少しつけて、粋に啜って食べるのが江戸っ子のスタイルとして定着しました。
元々は魚を塩と米で発酵させた「なれずし」が主流でしたが、江戸時代後期に華屋与兵衛らが、酢飯に江戸前(東京湾)で獲れた新鮮な魚介を乗せてすぐに食べる「握り寿司」を考案しました。立ち食いの屋台で手軽に食べられるファストフードとして大ヒットし、現在の寿司の原型となりました。
東京湾(江戸前)で豊富に獲れる魚介類(アナゴ、芝エビ、キスなど)に小麦粉の衣をつけて、ごま油などの油で高温で揚げた料理です。串に刺して揚げたものを屋台で立ち食いするのが始まりで、油の香ばしさとタネの旨味が江戸庶民の胃袋を掴み、大衆的な惣菜から徐々に高級料理へと進化していきました。