ホーム > 勉強ルーム > 日本・世界の三大〇〇辞典 > 日本 江戸時代の三大珍味

🏯 日本 江戸時代の三大珍味 にほん えどじだいのさんだいちんみ

江戸時代において、諸国から将軍家(徳川家)へ献上された特産品の中で、特に希少で珍重された3つの高級海産物珍味の総称です。

  • 🏯 長崎奉行のからすみ ながさきぶぎょうのからすみ 長崎県 / 肥前国

    江戸時代、長崎奉行から将軍家へ献上された肥前国(長崎県)特産の「からすみ」です。ボラの卵巣を塩漬けにして天日干しにしたもので、当時から長崎はからすみの名産地として知られていました。製法は中国から伝わったとされ、その美しい琥珀色と濃厚な味わいは、江戸の権力者たちにとってこの上ない贅沢品でした。

  • 🍶 尾張公のこのわた おわりこうのこのわた 愛知県 / 尾張国・三河国

    徳川御三家の一つである尾張藩から将軍家へ献上された、三河湾や伊勢湾で獲れる良質なナマコの腸を使った「このわた(塩辛)」です。知多半島などの漁師が作るこのわたは風味が格別であり、尾張藩の特産品として保護されていました。塩気が強く磯の香りが豊かなこのわたは、大名たちの酒席を彩る最高級の肴でした。

  • 🌊 越前公の越前雲丹 えちぜんこうのえちぜんうに 福井県 / 越前国

    福井藩(越前国)から将軍家へ献上された「越前雲丹(えちぜんうに)」です。日本海で採れる良質なバフンウニの生殖巣に塩をまぶして水分を抜き、旨味を極限まで凝縮させた保存食です。越前海岸の海女たちが手間暇かけて作る塩うには、生のウニにはないねっとりとした深いコクがあり、江戸時代から全国に名声を轟かせていました。

スポンサーリンク