日本の自然景勝地の中で、火山活動や風雨の浸食などによって形成された、特異で奇抜な岩肌や地質を持つ3つの代表的な名勝の総称です。
大分県の山国川上中流域に広がる、凝灰岩や溶岩が浸食されてできた広大な渓谷です。競秀峰などの奇岩や絶壁が連続する独特の風景は、江戸時代の文人・頼山陽が称賛したことで広く知られるようになりました。菊池寛の小説『恩讐の彼方に』の舞台となった青の洞門もここにあります。
香川県の小豆島の中央に位置する渓谷で、約1300万年前の火山活動によって形成された岩石が長い年月の地殻変動と浸食によって生み出した奇岩群が特徴です。日本三大渓谷美の一つともされ、ロープウェイからは空と海、そして切り立った奇岩と紅葉が織りなす圧倒的な絶景を楽しめます。
群馬県にある上毛三山の一つで、険しい岩峰が林立する特異な山容で知られています。白雲山、金洞山、金鶏山などの総称であり、風化によって尖った岩がノコギリの歯のように連なる姿は圧巻です。奇岩の合間を縫うように登山道や鎖場が整備されていますが、国内屈指の険しい山です。