日本の伝統的な神社仏閣に設けられた舞台(舞楽や能楽などを神仏に奉納するための場所)の中で、特に歴史的価値や建築美に優れた3つの舞台の総称です。
聖徳太子が建立した日本最古の官寺である大阪の四天王寺境内の池の中央に架かる、石造りの舞台です。亀の形をした池に浮かぶように造られており、毎年行われる聖霊会(しょうりょうえ)などの重要な法要の際に、雅楽や舞楽が奉納される神聖かつ歴史ある舞台として知られています。
大阪の住吉大社境内の中心にある、大きな池に架かる石造りの反橋(太鼓橋)の近くに設けられた舞台です。慶長年間に豊臣秀頼によって寄進されたと伝えられ、国の重要文化財に指定されています。毎年5月の卯之葉神事において、この舞台上で優雅な舞楽が奉納されることで有名です。
広島県の厳島神社にある、海に突き出た広大な板張りの舞台です。本殿の前に広がり、寝殿造りの美しい社殿群や大鳥居と一体となった景観は国宝に指定されています。平清盛の時代から続くといわれる舞楽が奉納され、満潮時にはまるで海に浮かんでいるかのような幻想的な姿を見せます。