日本周辺の海域において、地形的な要因や潮の干満差により、極めて速い潮流(海水の流れ)が発生する3つの海峡の総称です。
淡路島と四国(徳島県鳴門市)の間にある海峡で、瀬戸内海と紀伊水道の潮位差によって生じる激しい潮流が特徴です。最大流速は時速20kmに達し、世界最大規模の「鳴門の渦潮」を発生させます。海の難所であると同時に、そのダイナミックな景観は世界中の観光客を魅了しています。
愛媛県今治市と大島の間にある瀬戸内海中部の海峡です。多数の島々が点在する複雑な地形により、潮流が速く方向も頻繁に変わるため、「一泊まり、二抜け、三戻り」と称されるほど古くから航海の難所として知られています。海の男たちの卓越した操船技術が求められる海域です。
本州(山口県下関市)と九州(福岡県北九州市)を隔てる海峡です。日本海と瀬戸内海を結ぶ海上交通の要衝ですが、潮の満ち引きによって1日に4回も流れの向きが変わり、潮流が速いため操船が非常に難しい海域です。源平合戦の最終舞台である壇ノ浦の戦いもこの急潮が影響を与えました。