日本の山岳地帯において、川の浸食によって形成された深く険しいV字谷のうち、特に規模が大きく景観が壮大な3つの渓谷の総称です。
新潟県十日町市に位置し、信濃川の支流である清津川が形成した渓谷です。両岸にそそり立つ見事な六角柱状の岩壁(柱状節理)が特徴で、国の名勝および天然記念物に指定されています。安全に絶景を楽しめる「清津峡渓谷トンネル」は、現代アートと融合した観光名所としても人気です。
富山県の黒部川上中流域に形成された、日本で最も深く険しいとされるV字谷です。飛騨山脈(北アルプス)を分断するように削られた圧倒的なスケールの渓谷美を誇ります。かつての電源開発のための資材運搬用鉄道をルーツとする「黒部峡谷トロッコ電車」からの眺めは絶景です。
三重県多気郡大台町にある宮川上流の渓谷で、国内有数の多雨地帯である大台ヶ原を源流とします。手つかずの原生林と、シシ淵やニコニコ滝など数多くの巨大な滝やエメラルドグリーンの淵が連続する秘境です。険しい登山道が続くため、本格的な装備が必要な上級者向けの渓谷です。