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原子番号: 113

Nh

ニホニウム
Nihonium
原子量 [286]
分類 第7周期 / 第13族
状態(常温) unknown
発見者 / 年 理化学研究所 (2004年 / 日本)

特徴・解説

日本の理化学研究所が合成し、アジアで初めて命名権を獲得した記念碑的な人工元素です。寿命が千分の一秒ほどしかなく用途は皆無ですが、400兆回もの衝突実験を経てわずか3個の原子を見つけ出した執念は世界を驚かせました。日本の基礎科学の底力とロマンが詰め込まれた、私たちの誇りとも言える存在です。

🇯🇵 アジア初の命名権獲得という快挙

欧米の研究所が独占してきた新元素の発見の歴史において、日本の理化学研究所(森田浩介博士のグループ)が初めて命名権を獲得しました。国名である日本(Nihon)がそのまま元素名になりました。

🎯 400兆回の衝突でたったの3個

光速の10パーセントまで加速した亜鉛のビームをビスマスの標的にぶつける実験を行いました。なんと400兆回も衝突させて、奇跡的に融合して誕生した原子はわずか3個だけという気の遠くなる確率です。

📅 10年以上の忍耐と執念の賜物

最初の1個を見つけてから、誰もが納得する決定的な証拠となる3個目を見つけるまでに実に9年もの歳月がかかりました。24時間体制で加速器を動かし続けた研究者たちの凄まじい執念の結晶です。

🤝 ロシア・アメリカとの熾烈な競争

実はロシアとアメリカの合同チームも別の方法で113番を合成したと主張し、激しい命名権争いが起きました。しかし日本の実験データの方がはるかに正確で確実だったため、日本の勝利となりました。

🥇 ジャパニウムという響きのロマン

命名の際、ジャパニウムという名前も候補に挙がったと言われています。これは有名アニメのマジンガーZに使われる超合金Zの原料と同じ名前であり、多くのSFファンやアニメファンを密かに熱狂させました。

💰 価格は日本の国家予算級?

もし無理やり1グラム作ろうとすれば、加速器の電気代と研究費だけで一国の国家予算が吹き飛ぶ計算になります。作られた原子は数ミリ秒で消えてしまうため、現実には絶対にお金で買うことはできません。

♊ タリウムの真下に位置する性質

周期表ではアルミニウムやタリウムと同じ第13族に属します。寿命が短すぎて化学実験は困難ですが、理論計算では相対論的効果により、タリウムとは少し違った独特の反応を示すと予想されています。

🚄 超精密な日本の技術力の証明

ビームを標的から外さずに何年間も当て続ける加速器の安定性や、無数のノイズから目的の原子だけを瞬時に見つけ出す検出器の精度など、日本のものづくり技術の高さが世界に証明された瞬間でした。

🗾 日本中の教科書が書き換えられた

ニホニウムの正式決定により、日本中の理科や化学の教科書の周期表が書き換えられました。子供たちが科学に興味を持つための、これ以上ない素晴らしい国産のプレゼントとなりました。

🤖 SFの国産スーパーロボットの装甲

日本の名前を冠する未知の金属というロマンから、近未来のSF小説などでは、日本製のスーパーロボットを覆う無敵の特殊装甲や、新世代のクリーンエネルギー炉の触媒としてその名が借用されます。